社畜羊はホワイト企業の夢を見るか?

中小企業でかろうじて息してました

【面接行ってきた】1次面接でラスボス(社長)が登場した「広告制作会社」

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コロナショック真っ只中のみなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 

羊はといいますと、コロナショックとはほぼ関係ないけど、コロナショック真っ只中で会社は倒産親が脳出血で手術&後遺症。など、ゴリゴリの向かい風が吹きすさんでおります。

無事だったほうの親から聞いた話では救急車の中で血圧を測ったら上が232だったようです。とんだハイスコアですね。ちなみに羊は120前後なので、ほぼ倍です。

 救急車を呼ぶ直前、家にあった安い血圧計で測っても232だったらしく、「最近は安い血圧計も精度は高いんだな!救急車に搭載されているような高価な測定器と同じ数値だった!」と付き添った方は羊に言ってきました。

「どっちも232でカンストだったんじゃね?」と思いましたが、心にしまっておきます。なんにせよ生きててよかった。

 

そんな中でも、いつまでも無職ではいられません。就活しなきゃというわけで面接に行ってまいりました。

 

 

従業員15名ほどのメディアを持つマーケティング企業

面接企業の概要

今回の会社はこんな感じです。

 

【事業内容】

・マガジンの発行

・広告・コミュニケーション事業

・ソリューション・コンサルティング営業

【社員数】15名

【資本金】約5000万

【求人職種】企画営業

 

紙媒体の色々な広報ツールを制作して、その効果測定まで行うことでクライアントと関係構築していく営業職です。

制作会社では色々なスキルが求められることが多いので、今までの職歴の多さから経験の豊富さをアピールしてネガティブな要素をポジティブ要素に変換する作戦です。

 

企業の特徴

一般的に制作会社は効果測定までは行わない(というかノウハウがないので行えない)場合が多いのですが、この会社では企画の提案、制作から効果測定まで行い、さらに大半のクライアントとは直取引(代理店が介在しない)とのことだったので、本来なら広告広告代理店が担当するマーケティング、効果分析の機能と制作会社の企画、制作機能を併せ持っているので、紙媒体という制約はありますが、広告戦略のワンストップ企業という立ち位置のようです。

 

なぜ選んだか

制作しているマガジンや扱う領域が今までの経験を活かせるカテゴリーだったのからです。言ってしまえば、「受かるかもしれないから応募してみよう!」という置きにいった感全開です。

 

いきなり部長と社長の面接だった

ちょっと待ってくださいよー。最初の村を出たら魔王とのラストバトルに突入した感じです。予想外の出来事で心の奥底に押し込めていた緊張が溢れてきます。だんだん思い描いていたシナリオが頭の中でかすみだします。しかし部長、社長ともに女性の方で穏やかな口調だったこともあり、なんとか持ち直して話はできました。

 

いつも思うんですけど、面接の時って何を話してるかよりもどんな様子で話しているかの方が大事だとおもうんですよね。

テンパりながら営業で全国一位の売り上げを達成した話よりも、落ち着いてさもすごいことをしたかのように見やすい見積もりを書いた話をした方がマシだと思います。

羊は落ち着いて全国一位の売り上げを達成した話をしますけど。達成してないけど。

 

質問内容は以下のもので、普通のものだったのも救いです。

面接での質問内容

・今までの職歴

・志望動機

・これからの広告業界ってどうなると思う?

・今までの仕事の流れを具体的に

・将来のキャリア像

・何か質問は?

 

面接時間はおよそ1時間で質問はこの6問でした。

途中にこれからの業界予想という論文書けるくらいの難問がぶち込まれています。

他は企業説明や前の会社が潰れた時の状況、転職エージェントにいつから登録しているか等、雑談交じりの会話です。

 

【予想】社長からの評価は◎だが部長からは△

面接は終始和やかでした。中盤ではいままでの会社で私が作っていた企画書や実際の誌面のコピーを交えながら仕事を説明しました。

すると社長から「私、羊さんならウチに合うと思う」とのお言葉をいただきました!

職を転々とすること10年以上、様々な面接を経験してきましたが1次面接でこんなことを言われたことはありませんでした。「おっ!もしかして内定もらえるかも」と思いましたが、どうも直属の上司となる予定の部長の表情が冴えません

おやや?口、臭かったかな。

 

【予想】社長は将来を見ているが、部長は即戦力がすぐ欲しい

社長がそんな発言をしたら普通の部長は同調するはず…。なのにそれがない。ムムム。気になった羊は、面接のお約束「何か質問はありますか」タイムで求める人物像と現在の仕事の状況について質問しました。その回答から社長と部長にはもしかしたらこんな考えの違いがあるかもと思いました。

<社長>

・中長期的に自社の営業を担える人材を探している(多少、スキルで不足しているところはあっても社風や営業方針についてこれるのであれば採用したい)

 

<部長>

・仕事が溢れて大変なので、任せたら自分一人で既存のクライアントへの提案から編集、納品までできて新規開拓も積極的にできる人材を探している(今すぐ解決しなければいけないので、求める人材にドンピシャな人がほしい。育てる時間もない)

 

予想なので外れる可能性が高いのですが、こんな感じだろうと思います。

想定年収も300万~500万と大きく開きがありました。おそらく安い人材を育てていきたい気持ちと高額でもいいから即戦力が欲しいという、相反する人材を求めているのだと思います。

 

【予想】羊はどう見られているか

羊の評価は「概ね自社の仕事の流れと同じような経験を今までしているが、マーケティングや効果測定の経験がないため、クライアントからの受注を勝ち取れる決定力があるか?ないか?どっちだ?」といったところかと思います。

社長は羊の将来性を評価してくれて、部長は現状のスキルについて不足しているところへの懸念があるといったところでしょう。採用人数は1名なので、こうなってくると他者との比較になります。

 

気になるところ

あとは面接時の発言で気になったのは、「社長は気が変わりやすい」と「部長は口が悪い」ですw面接に来たやつにそれを言うとは!!

ある意味オープンなので安心できるといえば安心できますが、気が変わりやすい社長と口の悪い部長のもとで仕事なんてしたくありませんねw

もう一つは、社内でいろいろとイベントやルールがあるらしいです。

今時、社内イベントをやるとは…。コロナショックがなくても今の人は会社の人と飲みに行きたくない方が多いというのに。

 

まとめ

とりあえず、面接の印象は悪くなかったと思います。

あとは他者との比較になるので、私はほかの企業の面接を淡々とこなしていきます。

結果が来たらまた報告します。

 

それでは!!